【テレビ朝日】山崎豊子原作・女系家族【寺島しのぶ/宮沢りえ】

番頭役は米倉版の橋爪功が最高だった記憶

前年の2013年に非嫡出子に対する差別が撤廃されたからか？
あんまり意味が無いような。

胎児に遺産を残すという『女どもへの復讐』がこのドラマのみどころ。
好き勝手し放題の女家族、その中には亡くなった妻も含む。への『復讐』がみどころ。
男も色々考えてるということをバカな女は忘れている。
山崎先生の鋭い描写は見るものを惹きつけて放さない。

相続や税金の節約から室町時代の骨董品まで
こうしたことがガンガン出てくるのが関西らしいね

まあ合わないというのは分かりますが

一人500万円なら4人家族で2000万円。普通はゼロだから喜ぶだろう。

なんぼでも妄想キャスティングできるからいいんだなこのタイトルは

浜田文乃　　若尾文子　→　米倉涼子　→　宮沢りえ
矢島藤代　　京マチ子　→　高島礼子　→　寺島しのぶ
矢島千寿　　鳳八千代　→　瀬戸朝香　→　水川あさみ
矢島雛子　　高田美和　→　香椎由宇　→　山本美月
矢島芳子　　浪花千栄子　→　浅田美代子　→　渡辺えり
矢島良吉　　高桐　真　　→　沢村一樹　→　長谷川朝晴
梅村芳三郎　田宮二郎　→　高橋克典　　→　伊藤英明
小林君枝　　北林谷栄　→　伊佐山ひろ子　→　余貴美子
矢島嘉蔵　　深見泰三　→　森本レオ　　→　役所広司
大野宇市　　中村雁治郎　→　橋爪　功　→　奥田瑛二

宮沢りえはいかにも愛人役って感じで面白みがないから長女役がいい
山村紅葉は嫌いじゃないけどコレに出なくてもよかった

次女には家継いで行けというのがあるから一貫していないけど、三女の解放された微笑みは自由に生きていけという亡父の意図を表しているように見える。ここらはワザと両義的にした演出だろうか

最後
宮沢りえが字を真似るのが得意な人間と談笑してる場面で終わるとか

愛人がなんでそこまで偉そうなの？って違和感
結局、愛人が一番異常っぽいよな

学部長は鵜飼先生よねw

生まれた子供に罪はないのはわかってるけど、
矢島に丁稚奉公に出されて秀松みたいに苦労すればいいのにと思ってしまったわ

それにしてもなぜ認知届のことを話さなかったことをあそこまで怒っているのか解せない
そして書き付けを探していた理由も…

何故かっていうと
矢島商店は個人事業だから、店の資産は全部社長の所有物。
本店ビルの裏に社長邸があって、同じ敷地内にある。
相続する資産は５３億数千万で、そのなかに本店、工場の土地建物、暖簾と営業権を含む。
その他資産全部、３バカ娘と愛人の子に分配してしまった。

次女の婿、新社長が引き継ぐ資産は、５３億の１/４になってしまった。
本店ビルの新築も、工場を拡張し新しい機械を購入することも、新製品の研究開発も、マーケティングや広告宣伝も
社員の給料を上げて優秀な人材を確保することも、すべて遠い夢となってしまった。
５３億あればできたことなのに・・・・

優秀な社長ならば、自分の生前に矢島商店を株式会社化し、
資産の大部分は次期社長に引き継いでおくだろう。
遺産として４分割してしまえば、次期社長が使える資金はほんのわずかしかない。

ドラマの制作陣も十分理解できていたか疑問にも思う。